イベントトークシリーズ Vol.4 移住と文化プログラム「大山町の楽しげに暮らす人々に学ぶ移住者の生活」
静岡県文化プログラムトークシリーズ Vol.4 移住と文化プログラム「大山町の楽しげに暮らす人々に学ぶ移住者の生活」

11月11日(土)鴨江アートセンター(浜松市)にて、ブンプロトークシリーズ Vol.4 移住と文化プログラム「大山町の楽しげに暮らす人々に学ぶ移住者の生活」を開催します。

入場無料

事前申込制

〜静岡県文化プログラム:トークシリーズ〜

2016年度に始まったこのシリーズでは、毎回さまざまなテーマを設定し、一見文化・芸術とは無関係に見える分野と文化・芸術が交わることで生まれる活動や、地域課題に対する文化・芸術からのアプローチ、新たな文化創造につながる取組などを紹介するとともに、これらの活動の担い手とさまざまな分野の専門家との対話を通じて、『地域とアートが共鳴する』というテーマで展開されている静岡県文化プログラムの先に生まれる、「未来の静岡県と文化の関係」を探っていきます。

Vol.4 移住と文化プログラム
「大山町の楽しげに暮らす人々に学ぶ移住者の生活」

ゲスト

大下志穂(こっちの大山研究所所長、大山アニメーションプロジェクト・ディレクター)
中村隆行((株)漁師中村代表取締役、築き会副代表)
薮田佳奈(元大山町地域おこし協力隊)

鳥取県西部に位置する人口16000人ほどの大山町(だいせんちょう)は、大山登山を中心とした観光と農業が盛んな町ですが、移住者の活躍が目立つ地域でもあります。移住交流サテライトセンターも移住者自身が運営していますし、起業した移住者もたくさんいます。また、国内外からアーティストを招聘する「大山アニメーションプロジェクト」※1や、地域の盆踊りを広める「大山踊る『ワ』プロジェクト」、木造平屋の廃校を活用しアーティストたちによる知恵(自ら生み出す力)を育む授業を展開する「大山ガガガ学校」など、地域と連携した文化の取り組みも盛んに展開しています。

そんな大山町から、アーティスト・イン・レジデンスを展開する団体の大下さんと、移住者でありまちづくり団体「築き会」※2副代表である漁師の中村さんと、今年3月で地域おこし協力隊を卒業しそのまま定住している薮田さんをゲストにお迎えし、移住者の活躍や生活スタイルの話を伺いつつ、文化と移住の関係を考えてみます。

※1 大山アニメーションプロジェクト
2013年からはじまったアーティスト・イン・レジデンス(AIR)プログラムで、国内外よりアーティストを大山町に招聘し、地域の自然や風土、ひとびととの関わりの中から得たテーマをもとに、アニメーション作品を滞在制作・発表してもらいます。
アートをとおして、多様な価値観の理解を深めながら、誰もが豊かに暮らせる環境づくりをコンセプトとした「こっちの大山研究所」が展開する「イトナミダイセン」のプログラムのひとつです。(HPより抜粋)

※2 築き会
大山町のUIJターン起業者を中心に2012年に設立されたまちづくり団体。宮大工、漁師、理学療法士、農業経営者、ダンサー、音楽家、主婦、アーティスト、デザイナー、料理人、営業マン、ライターなど様々な職種のメンバー40名程が集まり、移住交流サテライトセンター運営、食関係のイベント企画運営、子育て支援活動、婚活イベントなど、これまた多種多様な活動に楽しく真剣に取り組んでいる。

ゲストプロフィール

大下志穂

大下志穂

1975年米子市淀江町生まれ。2013年より大山町長田在住。 青山学院大学卒業後、タイへ渡り6年を過ごす。2006年バンクーバーに留学、3Dアニメーションを学んだ後、東京にて現代アーティストのもとアニメーション・映像制作に携わる。
2009年にUターンし、アニメーションや絵画、造形やキャラクターデザイン、インタラクティブ演劇作品など、幅広い分野で創作活動を行う。
2013年より「地域」や「営み」と「アート」にまつわるさなざまなプロジェクトを企画運営する。アートディレクター。こっちの大山研究所代表。築き会代表。

中村隆行

平成13年に素潜りに憧れて埼玉から鳥取移住を決意。
移住当初は所持金5万しかなく、海岸の漂流物のサンダルを履いてテーブルはダンボールで生活したことで地域で噂になる。
その後、スパルタな素潜り研修を受け貧血で倒れたりしたが平成17年に素潜り漁師として
独立。当時、安価で未利用資源的だったわかめの商品化に挑戦し平成22年㈱漁師中村を法人化する。「天日干し大山わかめ」として、都市部から地元まで15社に卸販売を行っている。現在では年間5000袋が売れる商品になる。また地元、大山の地域活性化にも力を注ぎ、H24に築き会(きずきかい)を立ち上げて、3人からスタートをして現在40人以上の大山町では大規模な会に発展をしている。大山町から委託業務を受けて、移住交流サテライトセンターの責任者として約5年で120人以上の移住者を受け入れ、サポートをしている。
築き会副代表、のまど間理事、JF中山支所地区運営役員の役を担っている。

藪田佳奈

藪田佳奈

兵庫県淡路島出身。高校卒業後神戸税関で11年間勤めたのち、2014年に地域おこし協力隊として鳥取県大山町に移住し、空き家問題やアート活動に関わる。3年の任期終了後、2017年から独立し、協力隊活動時に仲間と作ったお城のオフィス付きシェアハウス「のまど間」の運営や自宅として購入した築約140年の古民家を改装した「てまひま」で泊まれる居酒屋を運営するほか、こっちの大山研究所に所属し様々なアートプロジェクトの運営に携わる。

日時

2017年11月11日(土)13:30〜15:30
※申込み締め切り:11月6日(月)

会場

鴨江アートセンター(浜松市中区鴨江町1番地)
※会場には駐車場がございません。最寄りの駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。

定員

80名

鴨江アートセンター

浜松市中区鴨江町1番地
※会場には駐車場がございません。最寄りの駐車場をご利用いただくか、公共交通機関をご利用ください。

お申込み方法

氏名・電話番号・住所・メールアドレス(お持ちの場合)を記載の上、下記いずれかの方法でお申し込みください。

ハガキ

〒420-0035
静岡市葵区七間町5-8ミライエ七間町2F 七 Lab.
静岡県文化プログラム トークシリーズ担当
※希望回(Vol.4)を必ず記載してください

FAX

054-073-8183

※定員を越え、ご参加いただけない場合を除いてご連絡はいたしません。ご了承下さい。

お問い合わせ

静岡県文化プログラム推進委員会

住所〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6 静岡県文化・観光部文化政策課内
TEL054-221-2252(平日9:00-18:00)