2018年1月25日(木)、七 Lab.(静岡市葵区七間町5-8ミライエ七間町2F)にて、トークシリーズ Vol.7 ショッピングモールと文化プログラム「集客コンテンツにとどまらない文化芸術の可能性」を開催します。
入場無料
事前申込制
〜静岡県文化プログラム:トークシリーズ〜
2016年度に始まったこのシリーズでは、毎回さまざまなテーマを設定し、一見文化・芸術とは無関係に見える分野と文化・芸術が交わることで生まれる活動や、地域課題に対する文化・芸術からのアプローチ、新たな文化創造につながる取組などを紹介するとともに、これらの活動の担い手とさまざまな分野の専門家との対話を通じて、『地域とアートが共鳴する』というテーマで展開されている静岡県文化プログラムの先に生まれる、「未来の静岡県と文化の関係」を探っていきます。
Vol.7 ショッピングモールと文化プログラム
「集客コンテンツにとどまらない文化芸術の可能性」
ゲスト
安達覚(三井不動産株式会社 商業施設本部 上席主幹)
鈴木基生(田町東部繁栄会会長、田町パークビル株式会社代表取締役)
岸井大輔(劇作家)
私たちの生活にはもはや欠かせない存在であるショッピングモールや商店街。モノを売るだけだった商業施設がアートを楽しむ空間へと急速に変わりつつあります。さらに、大型ショッピングモールと商店街の関係も二項対立ではなく、実際には協働の取り組みを全国に多々見ることができます。ますます文化・芸術が私たちの「普段」に接近する今、ららぽーと豊洲にパイプオルガン(現在は移設)ややららぽーと横浜にマイセン社製カリヨンを設置するなど、文化芸術をショッピングモール開発に取り入れる試みをリードされている三井不動産商業施設本部の安達覚さん、経営されている立体駐車場と商店街においてユニークな実践をされている鈴木基生さん、そして実社会に向ける洞察をベースとして作品制作する劇作家の岸井大輔さんのお三方をお迎えして議論を展開します。
ゲストプロフィール
安達 覚
三井不動産株式会社 商業施設本部 上席主幹
1956年 群馬県生まれ
1978年 慶應義塾大学経済学部卒業 三井不動産(株)入社
90年~97年 関西支社商業施設事業課長(日本で最初の本格的アウトレットモール「ブロッサム」の開発・運営、スヌーピータウン事業の開発・運営)
97年~02年 商業施設事業本部スヌーピータウン室長
02年~04年 横浜支店次長、業務施設事業室長(ビル・商業の開発・運営)
04年~07年 商業施設本部リージョナル事業部事業推進グループ長
(ららぽーと豊洲、キッザニア、ららぽーと横浜の開発)
07年~15年 商業施設本部 本部長補佐
15年4月より 現職
鈴木基生
1994年遠州地方のテキスタイル生産者を中心とした団体「グループ・パトス」を結成し主宰。東京のデザイナーやアパレルメーカーとの直接取引を行う。2002年よりヨーロッパで、遠州のテキスタイル販売。Dries Van Notten、C.Diem、Antonioliなど個性的なアパレルデザイナーにテキスタイルを供給。
2006年よりゆりの木通りにある田町パークビル株式会社代表取締役に就任し、商店街活動に参画。2009年より田町東部繁栄会会長を務める。
商店街の会員と「手作り品バザール」、若いアーティストや建築家と「ナイトブティック」「まちなか部活」などのイベントを開催。空き店舗を利用し、市民に活動と発表の場を提供。
2016年「はばたく商店街30選」(経済産業省)にゆりの木通り商店街が選定された。
岸井大輔
劇作家
1970年生。多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科講師。1995年以来演劇をいろいろなことに応用する方法とその理論を考え、さまざまな現場で実験をしてきた。代表作に東京都との共催で2009年ー2011年に行った「東京の条件」や世田谷区の生活工房で2017年2月-3月に開催した「生活はふるさとのように上演されている」などがある。
日時
2018年1月25日(木)19:00〜21:00
※申込み締め切り:1月22日(月)
会場
七 Lab. (静岡市葵区七間町5-8ミライエ七間町2F)
定員
50名
お申込み方法
氏名・電話番号・住所・メールアドレス(お持ちの場合)を記載の上、下記いずれかの方法でお申し込みください。
ハガキ
〒420-0035
静岡市葵区七間町5-8ミライエ七間町2F 七 Lab.
静岡県文化プログラム トークシリーズ担当
※希望回(Vol.7)を必ず記載してください
FAX
054-073-8183
※定員を越え、ご参加いただけない場合を除いてご連絡はいたしません。ご了承下さい。