劇団静岡県史

団体概要

舞台芸術を通して静岡県のまちおこし(静岡県外への広報・PRや、県民に静岡県について啓蒙・啓発する)することを目的とし、静岡県の歴史や伝説、物語を題材に舞台芸術を創作する劇団。

ホームページ

http://kenshi.cava.jp/

SNS

facebook  twitter

2020年度
演劇公演「静岡茶航海記」

事業内容

1、演劇公演「静岡茶航海記」の公演の開催

 

幕末から明治にかけて侍たちが刀を鍬に替え茶畑をつくった続編として、その茶園から世界に羽ばたく物語を描き公演した。

・メインキャスト・スタッフ説明会(一般参加者)

日 時

2020年6月6日(土)

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

・ アンサンブルキャスト説明会(一般参加者)

日 時

2020年9月27日(日)

会 場

菊川文化会館アエル 集会室

・演劇公演「静岡茶●航海記」

日 時

2021年2月28日(日)

会 場

菊川文化会館アエル 大ホール

2、公演に関する勉強会の開催

 

第1回勉強会「現代の静岡茶航海記」

日 時

2020年7月4日(土) 13:00開場/13:30開始

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

講 師

株式会社やまま満寿多園 代表取締役 増田剛巳 氏

第2回勉強会「日本茶ブランドの海外進出奮闘記」

日 時

2020年8月22日(土) 13:00開場/13:30開始

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

講 師

茶道家・茶文化研究者 吉野亜湖 氏

第3回勉強会「日本に歴史ある お茶輸入会社の物語」

日 時

2020年9月21日(月・祝) 13:00開場/13:30開始

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

講 師

有限会社ヘリヤ商会 代表取締役社長 谷本宏太郎氏

第4回勉強会「戦前期における世界の中の静岡茶」

日 時

2020年10月4日(日) 13:00開場/13:30開始

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

講 師

静岡県立大学グローバル地域センター特任助教授 粟倉大輔 氏

関連公演 「JAPAN TEA物語」演劇公演

日 時

2020年11月14日(土)  18:30開場/19:00開始
      15日(日)  13:30開場/14:00開始

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

出 演

アートひかり

上映会&反省会

日 時

2021年3月13日(土)

会 場

菊川文化会館アエル 小ホール

参加者

出演者・スタッフ・コーディネーター

3、作品研究歴史ツアーの開催

 

作品研究歴史ツアー①

日 時

2020年8月10日(月)

見 学

ふじのくに茶の都ミュージアム&牧之原開拓ゆかりの地

作品研究歴史ツアー②

日 時

2021年2月11日(木・祝)

見 学

駿河湾フェリー、フェルケール博物館

4、きくがわおんぱくへの出演

 

・『演劇脚本から体験する、菊川ゆかりの偉人・関口隆吉』

 

日 時

2020年9月19日(土)

会 場

菊川文化会館アエル

劇団静岡県史×菊川文化会館アエル『静岡茶●航海記』PV

劇団静岡県史『静岡茶●航海記』静岡文化プログラム2020報告会用動画

《担当コーディネーターのふりかえり》

今年度、初採択された、劇団静岡県史の活動はコロナ禍でのスタートとなり、大変な船出となった。そんな中でも劇団代表をはじめ、公演場所となる菊川文化会館アエルの館長の皆さんは常に「できること」を模索しながら、着実に前に進めてきた。

地元静岡県を題材とした「静岡茶●航海記」を行うにあたって、一般の方々を対象にした「お茶」をテーマにした勉強会は、普段演劇に触れることのない方々へも影響を起こし、2020年9月27日(日)の公演は会場はお客様でいっぱいとなった。後日、出演者、スタッフ反省会にて出演者より「お客様をお誘いすることを躊躇った」「公に出演していることを言えなかった」という言葉がある一方、「この活動に参加していることで、コロナ禍の自分自身を保つことができた!」「宣伝していない知人や友人がチラシを見てきてくださっていた」「疎遠になっていた人との繋がりが再びできた」と、人と人との繋がりが厳しくなった環境のはずが、かえって深い、濃い繋がりへと変化したことを感じるコメントが多かった。

また普段であれば参加できなかった人たちが「何もすることがなくなった」からこそ出演ができ、こんなにも地元を知り、当たり前だった「お茶」に対する認識もこの作品を通して変わったというコメントは、地元静岡にこだわり、市民参加型の劇団や創作活動が「必要」かを地域の方々にもより理解していただくきっかけとなったのではないだろうか。

全国に先駆けて「劇団静岡県史」が地域劇団の在り方を発信してくれる大きな動きとなってくれるだろう。
(門脇幸)