松崎町「絲」conceptの会議に参加してきました。
年度末に向かってこれから本番を迎える団体もいる中、今年度の実施する活動がひと段落した「絲」conceptは、このタイミングで改めて活動を振り返って、これまで描いていた展望とすり合わせ、次年度、次年度以降の展開を見出しメンバー間で共有していこうという2日間(実際は僕が行った前の日もみなさんでかなり詰めてやっていたようです)でした。
元豆腐屋さんだった建物を改修した立ち寄り処「ふれあいとーふや。」を借り、二間続きの20畳ほどのスペースの半分に机を並べ、めいめい持ち寄ったお茶やお茶菓子を広げ、半分は子どもたちに開放した状態で会議が行われました。
「絲」conceptのメンバーの多くが幼児から小学生のお子さんのいるお母さんたちで、畳敷きのこうした場所があるのはいいですね。地域おこし協力隊の拠点としても使われているので情報交換もできるし、時折人が立ち寄ったり、子どもたちにも目が向くので、必ずしもスムーズには進まない詰めた会議にとっては、ちょうどいいガス抜きになります。
僕は書記をしたり、投げかけをしたり、仮にまとめてみたりという役割でしたが、みなさんの思いを聞いていて、自分たちの暮らす町を楽しむ活動と、それぞれの生活とが密接につながっている点が、「絲」conceptの特長をつくっていくのかなという感想を持ちました。
先輩お母さん、現役お母さんたちが、「子ども」に目を向けつつも、「自分たちも!」と欲張りになって、年齢にも性別にもこだわりなく話を聞きに行ったり、助けを求めたり、楽しむ。会議でも出ていた「子ども心」「学ぶ」「創造」というキーワードを紡いでいった先に、世代など軽く越えてみんなで盛り立てている状態がいつの間にか生まれているのかもしれません。
展望については、まだまとまりきる手前の段階なのでここでは書きませんが、今後がかなり楽しみになってきたました。