静岡県文化プログラム（ブンプロ）

浜松市根洗学園の事業のひとつ、「おべんとう画用紙」展が開催されます。

5年程前に、根洗学園にワークショップ講師として定期的に通っていた美術家の深澤孝史さんによって作り出れた「おべんとう画用紙」。

その面白さと共に、療育・保育の観点からの有用性も兼ね備えたプログラムとして、根洗学園では毎年恒例行事として年少さんたちとその家族向けのプログラムとして定着していました。

必ずしも何が描かれているかはっきりしていない2～3歳児の絵を家族が読み解き、時には質問しながらお弁当に仕立てあげます。おべんとう画用紙は、日常生活の中でのものとは少し違った親子のコミュニケーション機会であり、親にとって子どものことに改めて思いを巡らせる機会ともなります。また支援者にとっても親子とコミュニケーションをとるツールとしての働きをしたりもします。

もっといろいろな所でも実践してもらうことで、それぞれの現場にコミュニケーションのきっかけや、深いまなざしが生まれるのでは！ということで、今年は他の保育園にも声をかけ実践してもらったものを一同に集めて展示します。