12月3日(日)沼津市民文化センター(沼津市)にて、ブンプロトークシリーズ Vol.6 市民メディアと文化プログラム「市民メディアが拓く地域の可能性」を開催します。
入場無料
事前申込制
〜静岡県文化プログラム:トークシリーズ〜
2016年度に始まったこのシリーズでは、毎回さまざまなテーマを設定し、一見文化・芸術とは無関係に見える分野と文化・芸術が交わることで生まれる活動や、地域課題に対する文化・芸術からのアプローチ、新たな文化創造につながる取組などを紹介するとともに、これらの活動の担い手とさまざまな分野の専門家との対話を通じて、『地域とアートが共鳴する』というテーマで展開されている静岡県文化プログラムの先に生まれる、「未来の静岡県と文化の関係」を探っていきます。
ゲスト
藤本智士(有限会社りす(Re:S)代表、編集者)
千葉雅俊(みやぎシルバーネット編集発行人)
紫牟田伸子(編集家、プロジェクトエディター、デザインプロデューサー)
静岡県文化プログラムの参加プロジェクトは、それぞれの地域や分野で活動を展開していますが、地域や分野を新たな切り口で掘り起こしているとも言えます。地方都市で発行されているフリーペーパーも、それぞれの視線で地域を切り取り、発信しています。
このトークでは、“秋田からニッポンのびじょんを考える”フリーマガジン「のんびり」の編集長である藤本智士さんと、今年21年目を向かえた高齢者を対象とした月刊フリーペーパー「みやぎシルバーネット」を発行する千葉雅俊さんをお迎えし、出版不況と言われる現代における市民メディアの可能性を、編集の視点から様々な地域のプロジェクトに関わっている紫牟田伸子さんとともに探ります。
ゲストプロフィール
藤本智士
1974年兵庫県生まれ。編集者。有限会社りす代表。雑誌「Re:S」編集長を経て、秋田県発行フリーマガジン「のんびり」、webマガジン「なんも大学」の編集長に。自著に『魔法をかける編集』(インプレス)、『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』(共にリトルモア)。イラストレーターの福田利之氏との共著に『いまからノート』(青幻舎)、編著として『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)などがある。編集・原稿執筆した『るろうにほん 熊本へ』(ワニブックス)、『ニッポンの嵐』(KADOKAWA)ほか、手がけた書籍多数。
http://re-s.jp
千葉雅俊
みやぎシルバーネット 編集発行人
1961年、宮城県生まれ。広告代理店の制作部門で新聞社発行のタウン紙の編集に携わった後に独立。1996年に高齢者向けの月刊フリーペーパー「みやぎシルバーネット」を創刊。編集、デザイン、営業、配達まで一人でこなし、自由に伸び伸びと発行活動を継続中。情報満載の紙面は好評で、中でも投稿による川柳コーナーが大人気となり、「シルバー川柳」というジャンルを築くまでに。選者を務めた書籍に「笑いあり、しみじみあり シルバー川柳」(河出書房新社)、著書としては「みやぎシニア事典」(金港堂)。
紫牟田伸子
プロジェクトエディター
美術出版社、日本デザインセンターを経て、2011年に独立。「ものごとの編集」を軸に企業や社会・地域に適切に作用するデザインを目指し、地域や企業の商品開発、ブランディング、コミュニケーション戦略などに携わる。主な著書に『カラー版:日本デザイン史』(共著/美術出版社/2003)、『シビックプライド:都市のコミュニケーションをデザインする』『シビックプライド2:都市と市民のかかわりをデザインする』(共同監修/宣伝会議/2008、2015)、『編集学:つなげる思考・発見の技法』(単著/幻冬舎/2014)『シビックエコノミー:私たちが小さな経済を生み出す方法』(編著/フィルムアート社/2016)など。多摩美術大学ほか非常勤講師。
日時
2017年12月3日(日)13:30〜15:30
※申込み締め切り:11月30日(木)
会場
沼津市民文化センター大会議室 (沼津市御幸町151)
定員
80名
お申込み方法
氏名・電話番号・住所・メールアドレス(お持ちの場合)を記載の上、下記いずれかの方法でお申し込みください。
ハガキ
〒420-0035
静岡市葵区七間町5-8ミライエ七間町2F 七 Lab.
静岡県文化プログラム トークシリーズ担当
※希望回(Vol.6)を必ず記載してください
FAX
054-073-8183
※定員を越え、ご参加いただけない場合を除いてご連絡はいたしません。ご了承下さい。