特定非営利活動ACT.JT静岡支部

団体概要

ACT.JT静岡支部は、日本の伝統的な文化芸術の活性化と振興を図る事で、街づくりや地域経済の活性化を目指すことを目的として設立された特定非営利活動法人ACT.JT(理事長野村萬)の、静岡県における拠点として活動している。 慰問や各地でのイベント出演を通じ、老若男女が共に集い、地域のコミュニティづくりにもつながっている。

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http://act-jt.jp/

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2020年度
ふじのくに大田楽〜ODORIKOプロジェクト〜

事業内容

当初の予定は、東京オリンピックパラリンピックの自転車競技が開催される静岡県を盛り上げるため「ふじのくに大田楽」を祝祭イベントとして開催し、それに先立ち、静岡県東部の各地を躍りでつなぐ「大田楽キャラバン」を実施、映像化するというものだった。また公演は大田楽をベースに静岡県東部の郷土芸能を包括し、世界の獅子との競演や、一輪車や車いすの方にもご参加いただく多様性国際性に富んだ構成で行なう、という内容であった。

1、8月に予定通り『高校生が選ぶ伊豆半島イチオシスポットを大田楽で紹介する「大田楽キャラバン映像」』を製作公開。

(撮影場所)

熱海市 来宮神社

三島市 箱根旧街道

三島市 三嶋大社

伊豆の国市 韮山反射炉

伊豆市 竹林の小径

伊豆市 荒原の棚田

下田市 了仙寺

伊東市 城ケ崎吊り橋

感染症終息の見通しはたたず、公演会場である伊東市外の郷土芸能の団体には映像参加をお願い。市民稽古はリモートで開催、車いすの方のご出演は健康上のリスクを考え断念した。今思うと、昨秋はちょうど感染拡大の谷間になっており、中止にならなかっただけよかったのではないだろうか。

本番を前に、県外から移動するプロのキャストスタッフは全員PCR検査を受け、陰性を確認。客席は半数以下におさえ、観客の皆様の検温、消毒、マスク着用のお願い、連絡先の確保などは、スタッフ育成の一環として、城ケ崎高校吹奏楽部の高校生たちが手伝ってくれた。

なお公演映像はケーブルテレビの正月特別番組として放送された。

2、「ふじのくに大田楽」公演開催

日時:

2020年11月14日(土)

会場:

伊東市観光会館

《参加団体》                                              

湯川鹿島踊り

伊東大田楽番楽

加殿神楽(映像)

葛見神社神楽

中原戸水神社神楽(映像)

獅子総踊り葛見中国バリ韓国田楽獅子たち

伊東大田楽総田楽

伊那下神社三番叟(映像)

猿っこおどり

車輪の世界(一輪車)

車輪の世界(二輪車三輪車)

車輪の世界(巨大一輪車)

 

 

《担当コーディネーターのふりかえり》

オリンピックの自転車競技が静岡で行われるということもあり、例年以上に祝祭色のある公演となる予定だった。当初の予定通りの活動はできなかったが、本年度の新たな試みとして、『高校生が選ぶ伊豆半島イチオシスポット』を大田楽で紹介する「大田楽キャラバン映像」を制作したことで、伊豆地方の豊かな自然と「2020年の今」を残すことができたのは、今後貴重な資料になるのではと考える。

11月の公演も厳しい中での開催となったが、今まで行なってきた繋がりから、映像での出演というスタイルを取り入れたことも大きな収穫となった。各地で地域芸能、伝統芸能が開催できなかった2020年だからこそ、形を変えての開催にはなったが、市民にとって大切な地域の文化や伝統、芸能を忘れない大切な時間となったことだろう。

(門脇幸)

2019年度
ふじのくに大田楽 -ODORIKOプロジェクト2020-

事業内容

1、ふじのくに大田楽 -ODORIKOプロジェクト2020- 公演

2020年オリンピック・パラリンピック自転車競技開催を祝い、伊豆地域の郷土芸能と市民参加で編成した「ODORIKO隊」による、祝祭プレイベントです。圧巻は獅子の総躍り、舞台や客席を会場狭しと乱舞します。

新型コロナウイルス感染症の影響により、公演が中止となりました。

日 時

2020年3月21日 14:00〜16:00(中止)

会 場

長泉町健康づくりセンター ウェルピアながいずみ

2、「ODORIKO隊」の形成し一般市民参加者を対象に公募し、「ODORIKO隊」を形成し、説明会を開催しました。その後12月12日~令和2年2月23日まで8日間練習をおこないました。

【下記参加者を募集】

①「番楽」市民参加30名

②「子獅子」市民参加10名

③「稚児舞」市民参加10名

④「二輪車」「三輪車」市民参加10名

⑤「一輪車」中国雑技:張磊、市民参加20名

⑥「車椅子」市民参加10名

⑦「宝撒き」市民参加10名

2020年2月28日 出演予定者の多くが小、中、高校生と高齢者であったため、公演を断念。

 

3、各地のイベントに出演PR活動を行う

9/28 ラグビーW杯パブリックビューイングイベント

10/5 長泉知徳高校峰望祭にて披露

11/24 長泉町産業祭にて披露

《担当コーディネーターのふりかえり》

2017年度よりスタートしたこの事業は「大田楽」をモチーフとしながらも、伊豆地方の様々な地域、伝統芸能が一堂に集う、出演者にとっても観客にとっても貴重な場として育っています。また2017年、2018年には「伊豆地域郷土芸能現状調査」を行ったことで、「少子化」や「地域の変化」などによる地域郷土芸能への参加者の減少が浮き彫りとなりました。様々な課題を持つ各地の団体にとって、他の団体との交流の場ができたことは、現状を改革するための重要な機会となっています。特に本年度は若手への伝承を課題にし、「長泉知徳高校」とのコラボが実現しました。「大田楽」を通じて、次世代へ「地域郷土芸能」を理解してもらうだけでなく、地元資源への興味をもつきっかけとなった。本来ならば、最終の公演を通じて実際に大田楽を体感する機会がなくなってしまったことは非常に残念ですが、静岡新聞で取材されるなど、学生たちには刺激のある事業となったと感じます。

                                                                             (門脇 幸)

2018年度
伊豆のODORIKOフェスティバル「伊豆楽」

事業内容

9月

伊豆地域郷土芸能現状調査の実施

12月15日(土)

「伊豆ODORIKOフェスティバル」開催
開場:13時30分 開演:14時
開催場所:修善寺総合会館

2019年1月

伊豆地域郷土芸能フォーラム(仮)開催

2017年度
伊豆のODORIKOフェスティバル「伊豆楽」

私たちは、日本の伝統的な文化芸術の活性化と振興を図る事で、街づくりや地域経済の活性化を目指すことを目的として設立された特定非営利活動法人ACT.JT(理事長野村萬)の静岡県における拠点として活動しています。
毎年開催する「伊東大田楽」を通じて学校教育や社会教育への協力、福祉施設訪問なども行っている市民団体です。

伊東大田楽は日本の中世に数百年にわたり大流行し消えた芸能「田楽」を今日的に再生した作品で、20年継続実施してきました。平成10年の初演から毎年100人以上の市民参加をはじめとする出演者がいます。この大田楽をベースに郷土芸能をちりばめた作品が「伊豆楽」です。
1回目は、西伊豆町宇久須の出崎神社猿っ子踊り、松崎町の伊那下神社三番叟
東伊豆町稲取の馬鹿囃子、伊東市湯川の鹿島踊などが参加。当日までに参加団体は増えるので随時情報は更新します。

伊豆半島が芸能で一つになり、日本へ、世界へ向けて文化発信していくスタートをきりたいと考えています。
ナビゲーターとして、セインカミュさんを迎え、楽しい催しとなります。
伊豆半島の皆様はもとより。静岡県民の皆様、日本全国の皆様にご覧いただきたいと思っています。