2018-03-03【株式会社SBSプロモーション】防災アートって!?
2月3月とまちめぐりと座談会を行った、「“未”被災地のための防災アートプロジェクト」。キーワードとなった「防災アート」が、アーティスト、防災研究者、防災活動に従事する人々、様々に問題を提起する形となりました。
静岡での防災の取り組みは長く時間をかけて行われてきましたが、時間とともに少々の気持ちの停滞が生まれているようです。しかしながら、自然災害は人の命と直結し、時に命も暮らしも奪ってしまうことから、防災意識をいかに日常化させるか、、、そのようなことを、まちを歩き、意見を交わすことで考える時間でした。
山と海からの恵みで生活している私たち。特に静岡は温暖な気候に恵まれ、豊かな土地です。日々の暮らしの恵みの先に、災害もあることを自然と考えられるようになるには。アートが介在することで、多様で自由な向き合い方が生まれてくるのだと感じます。
プロジェクトの詳細はこちらのウェブサイトをご覧ください。
北本 麻理
コーディネーター
アートキャンプ白州でダンスに出会ったことをきっかけに、芸術と社会の橋渡しについて探求を始める。京都造形芸術大学舞台芸術研究センターでの公演制作を経て、舞鶴市文化事業団アートコーディネーターとして、地域資源と芸術資源とを結びつけたワークショップや舞台作品を企画・運営。2012年からNPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワークで、東日本大震災被災地における文化・芸術による復興事業『三陸国際芸術祭』『習いに行くぜ!東北へ!』のプログラム・ディレクターを務めた。
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