実施団体の概要
文化・芸術による地域活性化、芸術活動の活性化をめざして、三島市を拠点に舞台芸術公演の制作・企画・運営による表現活動を展開し、地域のアーティストの発掘及び育成を行う団体です。(三島市)
伊豆文学賞作品舞台化推進事業 “宝探しの会”
伊豆東部をはじめ、静岡を舞台に優れた文学作品を毎年世に送り出している「伊豆文学賞」は、静岡県の魅力を内外に発信する非常に優れた素材といえます。
しかしそんな秀作揃いのこの賞に、地域住民が触れる機会は多くありません。
本プロジェクトでは、一から舞台芸術を生み出してきた団体の強みを活かし、貴重な地域資源である伊豆文学賞作品を県民と共に舞台化していく過程を通じて、県民が地元に深く関心を寄せ、文化芸術による地域の活性化の活動に積極的に参加し、静岡県の魅力の発信と活性化につながる活動を行うことを大きな目標としています。
今年度はその第一歩として、リーディングカフェや朗読講習の開催を通じて、舞台化するのにふさわしい伊豆文学賞作品を参加者とともに探す、いわば“宝探し”を展開していきます。
2022年度の取組内容(予定)
『リーディング・カフェ』&『動読倶楽部』 | 伊豆文学賞作品をテキストに、作品を声に出して読む「リーディング・カフェ」を通して、より気軽に受賞作品に触れる機会を作り、参加者同士の交流もはかります。 全6回開催予定 講師:奥野晃士(静岡県舞台芸術センターSPAC俳優)、小長谷建夫(第17回伊豆文学賞最優秀賞受賞作家) ほか |
『演劇・表現ワークショップ』 | 主に小学生を対象としたワークショップの開催を通して、表現の楽しさを共有するとともに、伊豆文学賞作品舞台化の際の出演意欲醸成へと繋げます。 講師:奥野晃士(静岡県舞台芸術センターSPAC俳優) |