超老芸術

やまだ きよはる・まちこ
山田 清春・真知子

1953年生まれ(清春)・1954年生まれ(真知子)

静岡県磐田市在住


静岡県磐田市にある「裂き織り 織り工房楽」主宰。

夫婦で趣味の骨董品を眺めに店を訪れた際、3センチほど織られた状態で販売されている中古の卓上裂き織り機に目を奪われた真知子さんは、その場で購入。

その日から裂き織りに熱中するようになる。

当初は、マフラーやコースターなどをつくっていたが、大型の織り機を購入し、富士山の春夏秋冬を表現した作品を静岡県立美術館の静岡裂織公募展に応募したところ、入選し、評価を受ける。

もっと大規模な創作表現を行う方法を思案していたところ、清春さんが大型の織り機を自作する。

以後、夫婦で2台の織り機を並べて、一緒に裂き織りのタペストリーをつくり続けている。

清春さんが昔話の一場面にアレンジを加えた下書きを描いたら、縦糸の隙間から見える下絵を見ながら、布を変えて古くなった着物を幅1センチほどに裂いた布を材料にして織り込んでいく。

これまで20点ほどのタペストリーや、段ボールに和紙を張り込んだ仮面などを制作している。


ギャラリー

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