近年、アーツカウンシルしずおかの相談窓口には、「地域と関わる活動の始め方が分からない」「自分の表現を活かして地域で活動するにはどうしたらよいか」といった声が多く寄せられています。
また、昨年度静岡県内で活動するアーティスト等を対象として実施した「静岡県内のアーティスト等の活動環境およびコミュニティに関するアンケート調査」では、「地域に貢献したい」「どのように地域と関わりを持った活動ができるか」「県内のアーティスト同士等とつながる場をつくってほしい」といった声も挙がりました。
こうしたニーズを受け、今回は「地域でのキャリアアップ」をテーマに、地域での実践を重ねてきたアーティストをゲストに迎え、活動の背景や立ち上げのプロセス、地域とともに活動を続ける上で大切にしている視点などを伺います。
また、地域での活動に関心を持つアーティスト同士がゆるやかにつながる交流会も予定しています。

【ArtSオープントーク】アーティストと考える、地域でのキャリアアップ
日時 | 11月11日(火)18:30~20:30 |
会場 | 静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC) (〒420-0035 静岡市葵区七間町15−1) |
登壇者 | 仲田 恭子 氏(演出家・演劇団体アートひかり代表) 持塚 三樹 氏(現代美術家・画家) |
申込方法 | 予約優先(参加無料) |
主催 | アーツカウンシルしずおか(公益財団法人静岡県文化財団内) |
共催 | 静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター(CCC) |
登壇者プロフィール
仲田恭子 氏(演出家・演劇団体アートひかり代表)
演劇団体アートひかり代表。演出や劇作、企画プロデュースなど手がける。2004年8月第5回利賀演出家コンクール最優秀演出家賞受賞を機に05年3月アートひかり発足。07~10年、横浜急な坂スタジオレジデントアーティストとして活動後、11年12月に東京から長野県木曽町に拠点を移し、長野県内各地や山梨県などの地域における演劇祭の実施や、国内外のフェスティバルへの参加など行う。17年3月から18年12月まで、俳優の杉山雅紀と共に上田市「犀の角」スタッフ兼レジデントアーティストとして活動後、19年1月より大阪に拠点を移す。23年8月より静岡県島田市に拠点を移す。


持塚三樹 氏(現代美術家・画家)
現代美術の分野で、絵画・彫刻・映像・音を使ったインスタレーションなどを使った作品を制作しています。 絵画や彫刻は主に所属ギャラリーを通して、国内外での東京・香港・アメリカ・ドイツ・スイスなどの展覧会やARTBASEL・frieze・NADA などのアートフェアにて発表をしています。映像や音はプロジェクトや地域で活動しているアーティストや、他分野の方、子どもたちや教育機関と連携をし発表をしています。近い予定では静岡県立美術館での 2000 年代の絵画展、ベルナールビュフェ美術館での個展が予定されています。他に、アートプロジェクトや子どもや大人が楽しめるアートイベントを企画運営。ワークショップを通し作ること、考えること表現することの楽しさを引き出すお手伝いをしています。
1974 年静岡県生まれ。現在、静岡県にて制作活動を行う。
1999 年 常葉学園短期大学菊川校舎美術デザイン科卒業 主な展覧会
2024「Few」Gallery EXIT、香港(個展)「Here and There and Back Again, Japanese Art 1964-2024」Nicolas Krupp Gallery、スイス(グ
ループ)ENcounter 2024, Bremen-Fujieda Projekt Teil II 、 Zentrum fur Kunst Bremen、ドイツ(グループ)
2023「Skew」MISAKO & ROSEN、東京(個展)
2019「Haze」MISAKO & ROSEN、東京(個展)
2016「Distanciation」MISAKO & ROSEN、東京(個展)「Coexistence」シェーン・キャンベルギャラリー、シカゴ(個展)
2015「Small Sculpture」シェーン・キャンベルギャラリー、シカゴ(グループ展)
2014「絵画の在りか」東京オペラシティーアートギャラリー、東京(グループ展)「Quadrangle」MISAKO & ROSEN、東京(個展)
2012「Sun Day」ヴァンジ彫刻庭園美術館、三島(個展)


お問い合わせ
アーツカウンシルしずおか 担当:石川
〒422-8019 静岡市駿河区東静岡二丁目3番1号 グランシップ1F
TEL:054-204-0059(平日 9:00~17:00、土日祝休)Maii:info★artscouncil-shizuoka.jp(★を@にご変更ください。)