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お知らせ

【お知らせ】6/12(日)トークセッション「文化芸術と寬容 地方の幸福に今何が必要か」

アーツカウンシルしずおかの「マイクロ・アート・ワーケーション」で、昨年度「旅人」の受け入れを行った浜松市天竜区龍山町で開催されるトークセッションのお知らせです。

ホストとなった「天竜四季の森」代表・鈴木のぞみさんが登壇するほか、同団体と協力して「旅人」の受け入れを行った浜松山里いきいき応援隊が、事例紹介の中でマイクロ・アート・ワーケーションでの気づきなどをお話される予定です。

オンライン聴講可能ですので、ぜひみなさんご視聴ください。

開催概要

トークセッション「文化芸術と寬容 地方の幸福に今何が必要か」
日  時:2022年6月12日(日) 13:00~15:00
会  場:龍山森林文化会館(浜松市天竜区)より生配信
視聴方法:当日、時間になりましたら以下Youtubeリンクよりご視聴ください。※参加無料
     【当日視聴用URL】https://youtu.be/RPuK7ryRQDM
主  催:龍の水辺プロジェクト
協  力:アーツカウンシルしずおか
助  成:(公財)静岡県西部しんきん地域振興財団
FBイベントページ:https://www.facebook.com/events/695794664978564

※昨年度のマイクロ・アート・ワーケーション(浜松市天竜区龍山町周辺)の様子はこちら

イベント主旨

美しい山河、受け継がれてきた伝統、これらの地域の宝は、そこに住む人々の生活があってこそ成り立つものである。
現在、天竜区は人口減少に歯止めがかからず、宝のみならず人々の暮らしそのものが存続の危機に面している。
この地域をより良い形で後世に引き継ぐために、この土地を愛し、今を生きる私たちに何ができるだろうか。
地方創生は、就業や経済活動の活性化により語られることが多く、天竜区においてもリノベーションなどの新たな活動が活性化しつつある。
確かに経済は生きるために非常に重要な要素ではあるが、そこに、真の幸福が生まれるのだろうか。
その土地に人々が生き続け、未来に繋げるためには、何らかの要素が不足しているのではないだろうか。
本トークイベントでは、地方創生を「文化芸術」という新たな切り口で見直す。
天竜区に新たな価値を生み出し、この土地に生きる人々の真の幸福につなげる契機としたい。

タイムテーブル

1. 基調講演(40分)13:00~13:40
 島原万丈 LIFULL HOME’S 総研所長
 『地方創生のファクターX 寛容と文化で地方を再生する』

2. 事例紹介(10分)13:40~13:50
 長谷山大騎/ 鈴木千陽 浜松山里いきいき応援隊 龍山町担当
 『学校どころか信号もない!?芸術×地域資産、静岡県最後の村 龍山の挑戦』

3. 事例紹介(10分)13:50~14:00
 地元出身者による地域を外に伝える・外と繋げる活動

 ① 鈴木のぞみ 音楽家 – 天竜区龍山町出身―『四季の自然が育むもの』
 ②大見拳也  静岡新聞社・静岡放送 地域コーディネーター – 天竜区佐久間町出身―『二拠点生活で地域をつなぐ』

Break (10分)

4. 対談(40分) 14:20~15:00
 島原万丈 LIFULL HOME’S 総研所長 × 指出一正 ソトコト編集長
 モデレーター 田中里佳 元浜松河川国道事務所長

登壇者

■島原万丈(しまはら まんじょう) LIFULL HOME’S 総研所長

1989年株式会社リクルート入社、株式会社リクルートリサーチ出向配属。以降、クライアント企業のマーケティングリサーチおよびマーケティング戦略のプランニングに携わる。2004年結婚情報誌「ゼクシィ」シリーズのマーケティング担当を経て、’05年よりリクルート住宅総研。’13年3月リクルートを退社、同年7月株式会社ネクスト(現LIFULL)入社、LIFULL HOME’S総研所長に就任。

■指出一正(さしで かずまさ) ソトコト編集長

島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、山形県小国町「白い森サスティナブルデザインスクール」メイン講師、高知県高知市「エディットKAGAMIGAWA」「高知・鏡川 RYOMA流域学校」メイン講師、奥大和地域誘客促進事業実行委員会、奈良県、吉野町、天川村、曽爾村「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」エリア横断キュレーター、静岡県「『地域のお店』デザイン表彰」審査委員会委員をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房、総務省、国土交通省、農林水産省、環境省などの国の委員も務める。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。

モデレーター

■田中里佳(たなか りか) 元浜松河川国道事務所長

2004年国土交通省入省、同省水管理・国土保全局河川環境課において、水辺の魅力を伝え活用を促すプロモーション企画『ミズベリング』を担当。2018年、同省中部地方整備局浜松河川国道事務所長に就任し、天竜川をベースに、水とまち、水と人とのつながりを再形成するための活動を実施。この他、地域の交流促進、地域防災力強化のための三遠南信自動車道の整備に従事。現在は、名古屋から天竜川の活動に参加。

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