SPONSORED PROGRAM

主催事業

2025年度
アートによる空き家活用パイロット事業
「fresh air」

社会の様々な分野とアートの連携促進に取り組むアーツカウンシルしずおかでは、2023年度から空き家(※)活用におけるアートやアーティストの可能性を検証するパイロット事業を展開しています。

地方における空き家の増加は、地域の景観や安全性、生活環境に深刻な影響を及ぼしています。総務省の「住宅・土地統計調査(2023年)」によれば、空き家総数は過去30年間で約2倍に増加し、特に賃貸・売却用でない「その他の住宅」は約2.6倍に達しています。所有者の高齢化や相続、人口流出などにより管理が行き届かず、やむを得ず放置されているケースも少なくありません。

そうした状況に対し、アーティストの視点や発想の面白さを提案するのが「fresh air」です。

3年目となる2025年度は、①アーティスト・クリエイターを対象とした空き家ツアーの実施、②アートによる空き家活用ガイドライン(仮)の作成等を通して、アートによる空き家活用の波及や発信に取り組んでいきます。

※ 本事業における「空き家」とは、空き家、空き店舗、空き工場、空き倉庫等、一定期間利用者がなく有効活用のなされていない遊休空間・施設を指す。

① アーティスト・クリエイター×空き家マッチングツアー

撮影:磯村拓也

本企画は、地域に点在する未活用の空き家と、活動拠点を求めるアーティスト・クリエイター(以下、「アーティスト等」という。)をつなぐマッチングツアーです。

県下4つの地域を舞台に、各地で空き家情報を把握する団体(不動産業者、まちづくり団体等)と連携し、アーティスト等を対象とした空き家の物件見学を行います。活用の進まない物件と、活動拠点を求めるアーティスト等をつなぎ、クリエイティブな視点で物件の価値を捉え直すとともに、制作・発表の場不足や賃料負担等の課題を抱えるアーティスト等の活動を支援します。

ツアーでは、彼らと物件所有者や地域コーディネーター、まちづくり関係者との交流の場も設ける予定です。

開催概要

空き家マッチングツアー 御殿場編

開催日時2026年1月26日(月)11時~16時
集合場所御殿場駅前「きょてんば」(御殿場市新橋1988-24)
定員6名(要事前申込、先着順)
参加申込先https://docs.google.com/forms/d/
1CFQwpGJ4IHOWTwipuBj_2F7fHo4AbTGqLxgb0IoV3pI/preview

※申込〆切:2026年1月18日(日) 20時まで
ツアー詳細https://artscouncil-shizuoka.jp/news/11001
企画・運営継創舎+富士山文化ハウス

空き家マッチングツアー 島田・川根編

開催日時2026年1月31日(土)10時30分~17時
集合解散場所JR六合駅南口(島田市道悦4-1)
定員8 名(要事前申込、先着順)
参加申込先https://docs.google.com/forms/d/e/
1FAIpQLSeherQ7Rhmj3TBXYYXkcP5UN1mm7md-efOiuQF9sg0DRzG1TQ/viewform

※申込〆切:2026年1月24日(土)正午まで
ツアー詳細https://artscouncil-shizuoka.jp/news/11009/
企画・運営空き家買取専科(静岡ガスグループ 株式会社Sweets Investment)

空き家マッチングツアー 熱海編

開催日時2026年2月11日(水・祝)13時30分~17時30分
集合場所熱海駅前 足湯前(熱海市田原本町11-1)
定員12名(要事前申込、先着順)
参加申込先https://docs.google.com/forms/u/0/d/
1JjnkdHKZ1c7249kIcNUUUSOb7tRX5CDPKxrJuL9YcLU/preview

※申込〆切:2026年2月4日(水)23:59まで
ツアー詳細https://artscouncil-shizuoka.jp/news/11024
企画・運営NPO法人atamista

空き家マッチングツアー 静岡・蒲原編

開催日時2026年2月13日(金)11時~15時30分
集合場所登録有形文化財 旧五十嵐 歯科医院(静岡市清水区蒲原3-23-3)
定員20名(要事前申込、先着順)
参加申込先https://docs.google.com/forms/d/
1XdPs1h9rfDc-ZOvZ2g0ma2fnkHPraAx9Sha39Ie4Lqo/preview

※申込〆切:2026年2月5日(木)まで
ツアー詳細https://artscouncil-shizuoka.jp/news/11026
企画・運営合同会社つばめ制作社

② アートによる空き家活用ガイドライン(仮)の作成

過去2年間のワーキンググループで展開された議論と、実証実験(モデルプログラム)で見えてきたことを踏まえ、空き家活用を通したまちづくりを手掛ける(手掛けてみたい)プレイヤーに向けて「アートによる空き家活用」を提案していくためのガイドライン(仮)をまとめています(2026年1月末完成予定)。

企画制作チーム:混流温泉株式会社

2024年度ワーキンググループ
2023年度の議論をベースに、空き家活用の主体である県内の事業者を西部・中部・東部から招き、アートによる空き家活用のフローチャート作成に向けたワーキングを行いました。
2023年度ワーキンググループ
空き家活用に関わる専門家を集め、アートによる空き家活用が地域にもたらす影響やその動きを波及・持続するために必要な事項を検討しました。
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