SPONSORED PROGRAM
主催事業
高齢者施設における
超老芸術作品を通じた対話型鑑賞と
絵画制作ワークショップ
アーツカウンシルしずおかでは、高齢になってからも独自の表現活動を続けている方々の芸術表現を「超老芸術」と名づけ、市井のつくり手の発掘紹介を行なってきました。
そうした表現を、展覧会やメディアなどで紹介することで、鑑賞者の創造性が触発されたり、作者にとっての活躍の場が広がったりする機会にも繋がっています。 そこで、この超老芸術の取組をさらに発展させていくため、県内の3つの高齢者施設を利用する高齢者に対し、同じく高齢者である本田照男氏が生み出した超老芸術の作品を題材とした対話型鑑賞や、超老芸術のつくり手による絵画制作ワークショップを初めて行うモデルプログラムを実施します。
本事業を通じて、超老芸術の意義やその活用方法、高齢者の表現活動の可能性について検証していく予定です。このページで随時実施レポートも掲載していきますので、ぜひご注目ください。
事業名
高齢者施設における超老芸術作品を通じた対話型鑑賞と絵画制作ワークショップ
事業概要
超老芸術のつくり手
本田照男(1946年生まれ、沼津市在住)
1969年に沼津市内で「焼肉ペテコ 本田苑」を開業。60歳になったある日の夜に、ラジオからバッハの《マタイ受難曲》が流れてきた際、自動筆記により初めて絵を描く。以後、絵画制作を中心とした暮らしを送るようになる。近年では、出前授業を行う「ぬまづスクールミュージアム」に協力し、沼津市内の小学生と作品制作や展示を行なっている。
① 対話型鑑賞
対話型鑑賞ファシリテーター進行のもと、複数人の高齢者が本田照男さんの絵画を鑑賞し、その場で抱いた感想や想像をもとに、お互いの対話を重ねていきます。
② 絵画制作ワークショップ
「絵は誰にでも描ける」という本田照男さん進行のもと、複数人の高齢者が布やキャンバスなどに創作活動を行います。
実施施設
施設名 | 住所 | 対話型鑑賞実施日時 | 絵画制作ワークショップ 実施日時 |
医療法人友愛会 | 沼津市東原560−1 | 2025年1月20日(月) 14時から1時間 | 2025年2月10日(月) 14時から1時間 |
デイサービス すまいるほーむ | 沼津市今沢502−5 | 2025年1月29日(水) 13時30分から1時間 | 2025年2月26日(水) 13時30分から1時間 |
医療法人社団綾和会 掛川東病院 介護老人保健施設 桔梗の丘 | 掛川市杉谷南1丁目1-1 | 2025年1月24日(金) 13時45分から1時間 | 2025年2月18日(火) 13時45分から1時間 |
お問合せ先
アーツカウンシルしずおか(静岡県文化財団内) 担当:櫛野
〒422-8019 静岡市駿河区東静岡2丁目3番1号 グランシップ1階
E-Mail : info@artscouncil-shizuoka.jp
TEL : 054-204-0059(9:00~17:00 土日祝を除く)