超老芸術
こんどう まさかつ
近藤 正勝
近藤 正勝
1945年生まれ
静岡県静岡市在住
保険会社で働いていた45歳のとき、脳梗塞を発症。リハビリを兼ねて、和紙を素材にした気球スポーツ「ジャンピングバルーン」をテーマにした版画制作を始める。
ジャンピングバルーンとは、ゴンドラには乗らず、バルーンと体を直接ロープで繋ぎ、跳躍で大空を散歩することを試みるスポーツで、1965年ごろに実父の近藤石象さんが開発。近藤正勝さんは若い頃にテストパイロットとして携わり、各地へデモンストレーションに出かけ、その楽しさを広めることに尽力してきた。
熱気球の普及やオイルショックによる紙の価格高騰などで1970年代にジャンピングバルーンの生産は中止。一般の人が楽しめるスポーツにしたいという夢は叶わなかったが、ジャンピングバルーンをテーマにした版画を制作したり作詞作曲を行ったりするなど、幅広い活動を続けている。
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