『足柄城跡(あしがらじょうあと)』前の駐車場にある石で、新羅三郎義光(しんらさぶろうよしみつ)が笙(しょう)(雅楽などで使う管楽器)の秘曲を伝授した場所と伝えられています。
資料によると、新羅三郎義光は、奥州の乱(おうしゅうのらん)に出兵した兄・八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)の応援のため足柄峠にさしかかったが、自分が戦死するかもしれないと、義光が笛の極意を授かった豊原時元(とよはらのときもと)の息子、時秋(ときあき)に、この石に腰をかけて笙の笛の秘曲を伝授し、時秋を京に帰したと伝えられています。
足柄峠では、その伝説にちなんで、毎年9月第2週目の日曜日に静岡県小山町と神奈川県南足柄市共同で『足柄峠笛まつり』が開催されてます。
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新羅三郎吹笙の石
所在地 | 静岡県駿東郡小山町足柄峠 |
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問い合わせ先 | 小山町生涯学習課 TEL 0550-76-5722 |
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