葛山氏墓地は仙年寺本堂北側にあり、城址本丸に上る道沿いに位置しています。中央に大きな五輪塔とその左右に8基ずつの宝篋印塔や五輪塔が入り乱れてたっています。これは移設した際に誤配したものとみられます。年代の確認できる2基は、それぞれ康応元年(1389)と明徳3年(1392)とあり、いずれも南北朝統一近くの北朝年号です。墓地を囲う玉垣と門扉は江戸末期に建てられたもので、葛山氏最後の領主が武田信玄の子を養子として迎えたため、墓の家紋は武田菱としたものと考えられます。
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ふじのくに
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葛山氏墓所
所在地 | 静岡県裾野市葛山491 |
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問い合わせ先 | 裾野市生涯学習課 TEL055-994-0145 |
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