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ふじのくに
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宗祇の墓所

飯尾宗祇(いいおそうぎ)は、室町時代の高名な『連歌師』(連歌:数人で歌を順番に詠む短歌遊び)で、西行(さいぎょう)、松尾芭蕉と並んで日本を代表する『漂泊の詩人』のひとりです。
諸国をめぐって連歌の普及に功を残したとされ、かの松尾芭蕉の旅も、宗祇の影響を受けていると伝えられています。
1502年に、弟子を伴って、越後国府(直江津)から美濃に向かう旅の途中で発病し、箱根湯本で亡くなりました。享年82歳だったといいます。
『定輪寺(じょうりんじ)』境内には宗祗(そうぎ)の墓所である小さな五輪塔や、宗祇没後450年、500年祭建立の「なべて世の風をおさめよ神の春」と「世こそ秋ふじはみゆきの初嵐」の句碑があり、直筆の写経も伝わっています。

所在地 静岡県裾野市桃園154
問い合わせ先 定輪寺 TEL055-992-0264
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