田貫湖は、富士山の東、広大な朝霧高原の一角に位置します。元々は狸沼と呼ばれる小さな沼でしたが、1923年(大正12年)に発生した関東大震災の影響で、周辺の水の供給を賄っていた芝川の水量が減少したことから、農業用水を確保するため1935年(昭和10年)から狸沼に堤防を建設しはじめ、沼を人工的に拡張しました。これより東西1、南北0.5、周囲3.3、貯水量120万の人口湖となりました。
湖の周辺は自然と触れ合える場所として整備され、自転車で湖を一周することができる道路の他、宿泊施設やキャンプ場、レストハウスなどがあります。富士山と絶妙な位置関係が織り成す『紅富士』、湖面に映り込む『逆さ富士』が多くの撮影者を魅了しています。富士山を真東に仰ぐ田貫湖では、春はツツジ、秋には紅葉が楽しめます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 湖・池・沼
- 富士宮市
田貫湖
所在地 | 静岡県富士宮市佐折 |
---|---|
問い合わせ先 | 富士宮市観光協会 054-427-5240 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。