慶長6年(1601年)に「五街道整備」により、東海道に宿駅伝馬の制度が定められ街道整備が行われましたが、大きな橋には橋がかけられなかった為、船や歩いて渡る手段しかありませんでした。
ですが、大井川は流れが急なため初めての人が、歩いて渡ることは大変危険な行為でした。そのため、川を渡る事を手助けする川越人夫が現れました。その後の通行量増加に伴い、元禄9年に川越しを管理するために、幕府は代官を通じて川庄屋を配置しました。
川会所は、この制度に基づいて川越業務の管理、運営を行いました。
現存する建物は、安政3年(1856年)に建てられたもので、明治以降に数回に及ぶ移転を経て、昭和45年(1970年)に建立当初の位置に近いこの地に復元されました。
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ふじのくに
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大井川の川会所
所在地 | 静岡県島田市河原1-1 |
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問い合わせ先 | 0547-34-3216(島田市博物館分館) |
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