CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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雛のつるし飾りまつり(稲取温泉)

伊豆を代表する工芸となった稲取温泉の『雛のつるし飾り』は、江戸時代から伝わるといわれる全国でも珍しいものです。
雛祭りのときに雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾る風習で、親から子へと代々受け継がれてきました。
江戸時代においては、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめて、お雛様の代わりに、愛する子どもや孫のために手作りで、初節句を祝おうという、親心から生まれたのが稲取の『雛のつるし飾り』です。
平成10年度(1998年)に稲取温泉旅館協同組合主催の春のイベントの一環として初開催され、現在に至っています。
期間中、メイン会場『雛の館』ではさまざまなつるし飾りの展示や日本三大つるし飾りの『酒田の傘福』や『柳川のさげもん』も展示されます。
その他、つるし飾り作り体験教室、女性のためのゴルフ大会、絵手紙コンテストなどが企画され、伊豆急稲取駅から温泉場までシャトルバスも走ります。

問い合わせ先 稲取温泉旅館協同組合 TEL0557-95-2901
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