登呂遺跡は、約2,000年前の弥生時代後期の集落跡です。昭和18年(1943)、軍需工場建設の際に発見されました。弥生時代の水田跡が確認されたのは日本で初めてのことでした。戦後の昭和22年(1947)から本格的な調査が行われ、居住域と水田域が一体となって確認され、「弥生時代といえば水田稲作」というイメージが定着するきっかけとなりました。戦後の日本考古学の出発点ともいえる記念すべき遺跡です。
遺跡には、登呂遺跡からの出土品を展示する静岡市立登呂博物館のほか、住居や倉庫などの建物と水田を復元され、弥生時代の生活を楽しむことができる歴史公園として整備されています。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 遺跡
- 静岡市
登呂遺跡
所在地 | 静岡県静岡市駿河区登呂5丁目10-5 |
---|---|
URL | https://www.shizuoka-toromuseum.jp/(静岡市立登呂博物館) |
問い合わせ先 | 静岡市立登呂博物館 TEL 054-285-0476 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。