大正8年(1919年)に、内田信也(うちだのぶや)、根津嘉一郎(ねづかいちろう)の別荘として築かれ、非公開の『岩崎別荘』、今は無き『住友別荘』と並び『熱海三大別荘』のひとつに数えられた『起雲閣(きうんかく)』は、その後、熱海を代表する純和風旅館として生まれ変わりました。
現在は営業を閉じ、熱海市指定有形文化財として、建物内部や庭園を一般公開しています。
三千坪の敷地には、大正・昭和の浪漫を残す建築様式の建物と、市街地とは思えない緑豊かな庭園を備えています。
熱海に縁のある志賀直哉(しがなおや)、山本有三(やまもとゆうぞう)、谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)、太宰治(だざいおさむ)などの文豪にも愛され、彼らの業績などが紹介されている他、音楽サロン等の貸出施設も整備され、市民や観光客の憩いの場となっています。
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ふじのくに
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起雲閣
所在地 | 静岡県熱海市昭和町4-2 |
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問い合わせ先 | 起雲閣 TEL 0557-86-3101 |
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