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ふじのくに
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荒澤不動尊

 『荒澤不動尊(あらさわふどうそん)』は、旧富士川町北松野、有無瀬川(うむせがわ)を見下ろす県道76号線沿いの山中にあります。駐車場の右側にある鳥居のある階段とは別に、左側の坂道からも登れます。
参道入口の石碑によると、聖徳太子の弟子だった『荒澤弾正(あらさわだんじょう)』が太子に授けられた不動明王をこの地に祀り、以来『荒澤不動尊』と呼ばれるようになったそうです。
古来より水の神、田の神、漁業の神として信仰される開運授福のあらたかな神として多くの信者がおり、毎月8日に月次祭が行われています。また、2月3日に節分祭が、旧暦の2月8日(新暦の3月中旬頃)に大祭が、10月8日には火渡りが行われ、多くの参拝者で賑わいます。
階段を登ると『荒澤不動尊』の社があり、奥へ進むと『不動の滝』が見えてきます。落差は10メートル程度あり、太鼓石のような丸い穴から水が流れ落ちています。
山頂には奥之院があり、不動明王の石像が祀られています。奥之院を参拝する為の参道は、『はたご池』へと続くハイキングコースとしても利用されています。

所在地 静岡県富士市北松野2758-2
問い合わせ先 新富士駅観光案内所 TEL 0545-64-2430
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