ふじのくに
文化資源データベース

　日本一早咲きの梅、そして遅い紅葉で有名な『熱海梅園（あたみばいえん）』。
明治19年に開園。樹齢100年を超える梅の古木を含め60品種・469本（令和２年３月31日現在）の梅が植栽されてあります。
梅に始まり、桜、新緑、紅葉と、『熱海梅園』は四季楽しめる庭園です。
園内には『梅見の滝（うめみのたき）』『中山晋平（なかやましんぺい）記念館』『韓国庭園（かんこくていえん）』があり、また隣には『澤田政廣（さわだせいこう）記念美術館』があります。
『韓国庭園』は、平成12年（2000年）に熱海で開かれた日韓首脳会談の際に、両国の友好の証として整備されることとなった庭園です。
韓国型の庭園が日本庭園風の公園ととても合っています。
『熱海梅園』では、毎年1月中旬から3月中旬には『熱海梅園梅まつり』を、 6月上旬から中旬には『ほたる観賞の夕べ』を催しています。
『熱海梅園梅まつり』期間中は、熱海芸妓連による野点茶会（のだてちゃかい）や演芸披露、甘酒無料サービスなど様々なイベントが行われます。梅の見ごろは例年1月下旬から2月中旬。ひとあし早い春の訪れを感じてみませんか。