シェイクスピアの翻訳家としても有名な明治の文豪・坪内逍遙(つぼうちしょうよう)が大正9年(1920年)から昭和10年(1935年)に亡くなるまでの15年間を過ごした住居で、庭にある2本の柿の古木から『双柿舎(そうししゃ)』の名がつけられました。
門の扁額は、書家・会津八一(あいづやいち)の筆によるものです。
坪内逍遙は、約9年間、荒宿(現在の中央町)に住み、シェークスピア劇の翻訳や、戯曲『名残りの星月夜』『義時の最後』などを著しました。
その間、大正4年(1915年)には3000冊ほどの蔵書を町に寄贈しており、町ではこれらを基に図書館を創設、これが現在の熱海市立図書館の母体となりました。
また、毎年2月28日の逍遥の命日には、逍遙を偲ぶ記念祭が行われます。
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ふじのくに
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- 旧家・旧施設
- 熱海市
双柿舎
所在地 | 熱海市水口町11-17 |
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問い合わせ先 | 双柿舎 TEL0557-81-2232 |
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