小國(おくに)神社は、1460年あまりの歴史を持つと伝えられる遠州地方きっての古社です。境内には、神社を囲うように樹齢数百年といわれる老杉が生い茂り、荘厳な雰囲気をかもし出しています。
延宝8年(1680年)の社記によれば、当初、本宮山(ほんぐうさん)に祀られていた小國神社は、欽明(きんめい)天皇の御代16年(555年)2月18日に本宮山に御神霊(ごしんれい)が出現し、のちに現在の地に神社が造営されたと伝えられています。
社殿は明治15年(1882年)の大火で焼失しましたが、明治19年(1886年)に再建されたとされ、森町のみならず全国各地より参拝に訪れ、正月には30万人あまりの人々の初詣で賑わいます。
神社入口には花菖蒲(はなしょうぶ)園があり、また桜や紅葉など四季の花を楽しむこともできます。
なお、毎年4月の例大祭に奉納される十二段舞楽(じゅうにだんぶがく)は、国の重要無形民俗文化財に指定され、1月3日の田遊び祭の舞楽は、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選定されています。
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小國神社
所在地 | 静岡県周智郡森町一宮 3956-1 |
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URL | http://www.okunijinja.or.jp/ |
問い合わせ先 | 小國神社 0538-89-7302 |
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