黄金塚は、1,300年あまりの歴史を持つといわれる森町最古の寺『蓮華寺(れんげじ)』にあります。
戦国時代の乱世に、蓮華寺の第113代住職『宣舜(せんしゅん)』が兵乱の場所となったこの地の復興を願い、阿弥陀堂屋敷に穴を掘り、金銀珊瑚などを敷き詰めて鉦(かね)をたたき念仏を唱えたといわれています。
鉦の音は7日7夜にわたって聞こえたと伝えられ、元和2年(1616年)に宣舜が入定(にゅうじょう:浄土に旅立つこと)したとされる地が、いつしか黄金塚と呼ばれるようになったようです。現在は森町の指定文化財となっています。
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ふじのくに
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黄金塚
所在地 | 静岡県周智郡森町大問 |
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URL | http://www.rengeji.com/ |
問い合わせ先 | 蓮華寺 0538-85-5374 |
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