川根茶は静岡県の中央部・大井川の中上流域に位置する川根地域で生産されるお茶です。山々に囲まれているため日照時間が短く、昼夜の温度差が大きいこの地域で取れる川根茶は、お茶の苦みが抑えられ、また、葉の中に養分を多く含んでいます。
川根茶の歴史は古く、慶長4年(1599年)の検地帳に既にお茶の記載があるほどです。郷土の茶人の努力により発展した茶づくりや製茶の技は現在も脈々と受け継がれ、全国茶品評会を始めとする各種茶品評会では毎年、多くの上位入賞を果たしています。
お茶の葉は針のように細い形をして、落ち着きのある輝きを放っています。低めの温度で淹(い)れた川根茶は豊かな旨みの中に心地よい渋み、透明感のある色、心安らぐ香りで飲む人を「ほっ」とさせます。
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川根茶
所在地 | 川根茶業協同組合 静岡県榛原郡川根本町下長尾269-8 川根茶業会館内/大井川農業協同組合川根茶業センター 静岡県榛原郡川根本町上長尾1289-1 |
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問い合わせ先 | 川根茶業協同組合 0547-56-0045/大井川農業協同組合川根茶業センター 0547-56-1142 |
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