旧見付学校に隣接する淡海國玉(おうみくにたま)神社は、社記によると、創建は不詳ですが、平安時代に書かれた延喜式神名帳にはその名が記載されている由緒ある古社です。見付宿の中央にあることから「中のお宮」と呼ばれ、遠江(とおとうみ:現在の静岡県西部地域)の総社として崇拝されてきました。
社殿は静岡県指定文化財となっており、本殿は明暦2年(1656年)、幣殿(へいでん)と拝殿は文久2年(1862年)以前に再建されたといわれています。幣殿・拝殿の再建は、建築彫刻で有名な信州諏訪の立川流の大工によるものとされており、特に拝殿正面の向拝(こうはい)の龍や獅子、欄間(らんま)の干支(えと)の彫刻にその手法が顕著に表されています。
なお、旧暦の8月10日直前の土、日曜に行われている国の重要無形民俗文化財『見付天神裸祭』には、見付天神の御祭神が当神社で渡御します。
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ふじのくに
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- 神社
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淡海國玉神社
所在地 | 静岡県磐田市見付2452-2 |
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問い合わせ先 | 矢奈比賣(やなひめ)神社 0538-32-5298 |
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