駿遠線とは、藤枝から相良を結ぶ「藤相(とうそう)鉄道」と袋井からの「中遠(ちゅうえん)鉄道」が、静岡電気鉄道と戦時中に統合し「静岡鉄道」となり、戦後に藤相・中遠鉄道を繋ぎ一本の路線としたものです。その結果、藤枝大手から新袋井までの全長が64.6キロメートルとなり、軽急便としてはその当時の日本最長規模だったと伝わります。
その後自家用自動車の普及が進んだことや、大井川橋梁の架け替えの費用の面から全面開通から16年後の昭和39年(1964年)に区間廃止が始まり、昭和45年(1970年)に全面廃止となりました。
現在は、サイクリングロードや遊歩道などに姿を変えましたが、駅や鉄橋、トンネルの跡が残っている所もあり当時の面影を残しています。
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ふじのくに
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静岡鉄道駿遠線の跡
所在地 | 静岡県藤枝市大手から静岡県袋井市 |
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