赤レンガの門と塀が特徴的な旧赤松家は、近代日本の造船技術と磐田原台地の茶園開拓の先駆者『赤松則良(あかまつ のりよし)』(海軍中将)の邸宅跡です。明治20年代から30年代にかけて屋敷が整えられました。大正14年(1925年)頃に主家が東京へ移されたため、現在は門・塀・土蔵のみが残っています。
木造の門の両脇にはレンガ造りの門番所が建ち、それに続くレンガ塀にも番所が設けられており、門と塀はともに県指定文化財となっています。また、門塀に沿った2棟の土蔵は磐田市指定文化財となっており、外壁の下半分をレンガとする北土蔵は米蔵、漆喰(しっくい)塗りの南土蔵は図書蔵として使われていたようです。
なお、敷地内には旧赤松家記念館があり、館内には旧赤松家ゆかりの文化財や寄贈資料などが展示されています。
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旧赤松家
所在地 | 静岡県磐田市見付3884-10 |
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問い合わせ先 | 旧赤松家記念館 0538-36-0340 |
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