稲荷山古墳(いなりやまこふん)は、東海道本線北側の連城寺の裏山にあり、古墳時代前期のものといわれる前方後円墳です。
もともとは、秋葉山古墳とともに8基の古墳からなる連城寺古墳群のひとつでしたが、他の古墳は消滅しました。
墳長46.5メートル、前方部幅18メートル、前方部高さ3メートル、後円部径29.5メートル、後円部高さ5メートル(2段築成)の規模で、前方部はほぼ北向きです。壺形埴輪(つぼがたはにわ)、葺石(ふきいし)が見つかっています。
なお、稲荷山古墳を含む磐田市の新貝・鎌田地区にある計5基の古墳が『御厨(みくりや)古墳群』として国の史跡に指定されています。
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稲荷山古墳
所在地 | 静岡県磐田市新貝 |
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