大正13年(1924年)、三重県度会郡(わたらいぐん)明野原(あけのはら)に、陸軍戦闘パイロットの養成および戦闘機の研究を目的として、明野陸軍飛行学校が開校しました。のちに各地に分教場が設置され、そのうちの一つとして現磐田市の旧袖浦(そでうら)村に置かれたのが天竜分教場でした。
天竜分教場の建設は、昭和14年(1939年)から始まり、1,600メートルの滑走路2本と格納庫4棟、射撃場、兵舎などが設置されました。昭和17年(1942年)に開校し、実用機訓練課程の教育が行われましたが、昭和20年(1945年)終戦により分教場は廃止されました。現在、跡地の一部は公園になり、旧式ジェット戦闘機1機と格納庫の壁が建ち並んでいます。
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明野陸軍飛行学校・天竜分教場跡
所在地 | 静岡県磐田市飛平松字新田125-1 竜洋袖浦公園内 |
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