CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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柏屋

柏屋は、明治年間の創業から4代続く料亭です。木造二階建ての建物は昭和4年(1929年)の建立で、その当時不況であったために、この建築に仕事を求めて各地から大工が集まったといわれています。
材木は、建築前から森町内の材木屋に貯え準備されたものです。玄関の庇(ひさし)には唐破風(からはふ)を付け、内部に目を移すとタマネギ形の柱を建てた擬宝珠高欄(ぎぼしこうらん)付きの階段が現れます。一階、二階ともに座敷を備えていますが、現在は主に一階を使用しています。各部屋の床の間まわり、欄間(らんま)・建具など、随所に昭和初期の技を見ることができます。
なお、内部の見学のみは営業の支障となりますので、ご遠慮下さい。

所在地 静岡県周智郡森町森135
問い合わせ先 柏屋 0538-85-5418
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