花咲乃庄(はなさかのしょう)は、幕末期に造り酒屋として栄えた大箸(おおはし)家の屋敷を整備した施設です。
大箸家は、天竜川の治水史にその名を残す金原明善(きんぱら めいぜん)と親戚関係にあり、造り酒屋を営みながら浜松藩の旗本や近隣諸村に融資するなど金融業も行い、当地方の金庫番としても地域に貢献したといわれる商人です。
敷地内には、寛永年間に建てられたとされる母屋をはじめ、堅固な造りの土蔵2棟など往時をしのばせる建造物が現存し、7件が国の有形文化財として登録されています。
見学可能な施設は、母屋、2つの蔵(南蔵と東蔵)、庭園、納屋となっており、大箸家ゆかりの品々が常設展示されているほか、回遊式庭園では四季折々の花木を観賞でき、手打ち一・九そばなどの食事も楽しむことができます。
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 旧家・旧施設
- 磐田市
花咲乃庄
所在地 | 静岡県磐田市壱貫地429 |
---|---|
URL | http://www.hanasakanosho.com/ |
問い合わせ先 | 花咲乃庄 0539-62-2316 |
著作権について
本サイトの著作権は、(公財)静岡県文化財団(アーツカウンシルしずおか)が有しますが、掲載されている画像、文章等の著作権は、制作者である登録者・登録団体に帰属します。文章や画像等の無断転載及び複製等の行為は著作権侵害にあたりますので十分ご注意ください。
免責事項について
「ふじのくに文化資源データベース」に掲載されている情報において、アーツカウンシルしずおかは利用者がこのデータベースの情報を用いて行う一切の行為について、何ら責任を負うものではありません。
また、当データベースは、予告なしに内容を変更又は削除することがあります。あらかじめご了承ください。