開業当時の鉄橋はすでに見られなくなりましたが、大正初期に日本で設計・制作をおこなった橋梁が存在します。
富士川橋梁下り線は、当初の橋梁を残し、1916(大正5)年に上部を全て架け変えました。翌年、一番西側の橋脚を改築したため西から2連分の鉄橋は、他とは形状が少し異なっています。
されに鉄橋の中央部分のみ背が低く平たい形状になっていることが分かります。これは昭和52年の台風で流出した部分で、わずか75日で復旧させた当時の橋梁技術を伝えるものでもあります。
大井川橋梁下り線も大正3年に日本の設計・制作で架け替えが行われた最初の例で、やはり当初からレンガの橋脚を修復していようしています。
メイン写真は富士川橋梁 下り線です。
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大河川の橋梁
所在地 | 静岡県富士市松岡から岩淵 |
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