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ふじのくに
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丹那トンネル

熱海から函南に抜ける丹那トンネルは、国鉄最大の難工事でした。
御殿場経由で開通した東海道本線のルートは、最高地点の御殿場まで坂を上り続ける容易なルートではなく、丹那トンネル完成が待たれていました。
大正7(1918年)年に着工し完成したのは16年後の昭和9年(1934年)のことでした。トンネルは複線で彫られることが正式に決まると、掘削が開始されますが激しい湧水や土砂の崩落などの事故によって、多くの犠牲者を出しました。
様々な工法を駆使した末に完成したのが、当時最長複線トンネル・丹那トンネルです。
トンネルの東口と西口にはそれぞれ慰霊碑が建てられています。

所在地 静岡県熱海市福道町から函南町
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