富士宮市の冨士川水系(芝川)には、富士山西麓の湧水群を水源として古くから発電がおこなわれており、東京発電だけでも14の発電所があります。
最初に発電を始めたのは、富士水電株式会社でした。動力用として明治43年(1910年)に猪之頭発電所で送電を開始したことに始まり、翌年青木発電所が運開し、大正期には6カ所、さらに昭和26年(1951年)までに5カ所の発電施設を建設して運用を開始しました。
昭和51年(1976年)、東京電力株式会社から譲り受けた東京発電によって、定期的なメンテナンスが行われ、運用当時の施設が現役で数多く活躍しています。
また、平成18年(2006年)より、群馬事務所から全発電所を集中監視しています。
芝川水系の発電所は、川の水をそのまま水路に取り入れて発電する「流れ込み式」です。発電の他、かんがい、鱒の養殖、防火用水としても広く利用され、用水路が細かく網目状に配置されています。
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芝川水系の発電所
所在地 | 静岡県富士宮市内野 |
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問い合わせ先 | 055-988-0565(東京発電(株)三島事業所) |
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