碑文
『鉄道の敷設は明治5年に始まり明治22年に至って東海道本線が開通した。当時の焼津の原は一変して今や日本を代表する水産都市に発展したが我々はこの間鉄道による恩恵を忘れることはできない。父祖の代まで肩荷で売り捌（さば）かれていたに過ぎない水産物は俄（にわか）に京大阪へとその販路が拡大されるようになった。今次の世界第二次大戦によって壊滅的打撃を受けた焼津の水産業は鉄道により再び蘇生し今日に至っている。
ここに鉄道百年を記念し碑を建立して関係者の功績を顕彰するものである。
昭和四十七年十月十四日
焼津水産物出荷組合
焼津魚仲買人水産加工業協同組合
焼津漁業協同組合』
CULTURAL RESOURCE DATABASE
ふじのくに
文化資源データベース
- 石碑
- 焼津市
鉄道100年記念
| 所在地 | JR東海道本線焼津駅 焼津駅前 |
|---|---|
| 問い合わせ先 | 焼津市観光協会 054-626-6266 |
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