CULTURAL RESOURCE DATABASE

ふじのくに
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狐膏薬(勝草橋)

瀬戸川に架かる橋です。人夫による川越が行われていた時代、狐が娘に化けて川庄屋を訪ねたことで始まる民話「狐膏薬」の舞台です。
瀬戸川に橋がなく、人夫が川を渡していた時代のことです。ある晩、川庄屋の富岡家に、美しい娘が川を渡してと訪ねてきました。娘は代金を払いましたが、実はそのお金は桜の葉っぱでした。人夫が怒って包丁を振るうと、娘はキャンと鳴き、腕を残して逃げていきました。そのあと狐が訪ねてきて謝り、腕を返してくれたら万能の不思議な薬の作り方を教えますと言いました。これが富岡家に伝わっていた狐膏薬です。
なお写真は、平成15年(2003年)に生まれ変わった現在の勝草橋です。

所在地 静岡県藤枝市藤枝二丁目
問い合わせ先 県文化政策課 054-221-3340
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