松崎町が誇る国指定重要文化財。
明治13年に完成したとされ、なまこ壁を生かした社寺風建築様式とバルコニーなど、洋風建築様式を取り入れた伊豆地区最古の学校建築物として知られています。
階上客室の西の間は日本間で、欄間には名工『入江長八』によって施された千羽鶴が、一羽一羽形を変えて描かれており、長八作品の傑作とされています。
ほかにも扁額の上部に掘られた龍や階上部分にあるランプ掛けなど、長八の作品が随所に散りばめられています。
平成4年に行われた改修工事には2億円以上がかけられ、明治13年の形に復元されました。
建物内には当時の授業風景がマネキンを使って再現されていて、明治時代にタイムスリップしたような気分にさせられます。
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ふじのくに
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岩科学校(国指定重要文化財)
所在地 | 静岡県賀茂郡松崎町岩科北側442 |
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問い合わせ先 | 岩科学校 TEL0558-42-2675 |
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