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ふじのくに
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若山牧水の歌碑(山桜の歌)

詞書に「(大正11年)三月末より四月初めにかけ天城山の北麓なる湯ヶ島温泉に遊ぶ、附近の渓より山に山桜甚だ多し、日毎に詠みいでたるをここにまとめつ」とある23首中の作品。
牧水は自身の言葉で「私は山桜の花を好む。すべての花のうち、最もこれを愛する」とまで言い切っている。

 うすべにに葉はいちはやくもえいでて さかむとすなり 山ざくら花

他に山桜を詠んだ4首も一緒に刻まれている。

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