江戸から数えて30番目の宿場にあたる舞坂宿。大名・幕府役人などが宿泊・休憩する本陣の利用が重なって宿泊などができない場合に、本陣の代わりをつとめたのが脇本陣です。
普段は、武士や一般庶民が利用する旅籠(はたご)として営業されていたため、本陣には見ることのできない二階建ての造りとなっています。
天保9年(1838年)建築時の姿をとどめる書院棟は解体修理され、主屋、繋ぎ棟などが平成9年に復元され公開されています。
建物は、間口5間、奥行15間。書院棟には身分の高い人しか入れなかったという『上段の間』があり、漆塗りの戸、装飾など身分を重んじた往時が随所に感じられます。
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ふじのくに
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舞坂宿脇本陣
所在地 | 静岡県浜松市西区舞阪町舞阪2091 |
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問い合わせ先 | 舞坂宿脇本陣 053-596-3715 |
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