引佐細江の風景は、万葉の時代から歌枕となるほど美しく、詩歌などの多くの作品を生み出しました。それらの作品が文学碑として数多く残されており、江戸時代の歌人『香川景樹（かがわ かげき）』の文学碑が、気賀関所の隣りに整備された文学広場にあります。
石碑には「旅にして誰に語らむ遠つあふみ引佐細江の春のあけぼの」と刻まれています。この和歌は、景樹が姫街道の気賀関所を通行した時に、引佐細江の春の趣に感銘して詠まれたといわれています。
このほか細江町内には、細江公園の文学の丘や都田川の河岸などにも、この地にちなんだ文学碑が数多くあります。景色を楽しみつつ、文学碑めぐりをしてみてはいかがでしょうか。
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香川景樹の歌碑
| 所在地 | 静岡県浜松市北区細江町気賀 |
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