宝永2年(1705)に奉納された5体の石像仏です。
田中城主の『内藤弌信(ないとうかずのぶ)』には、うまく喋ることのできない姫がいました。このことが大きな悩みだった殿様と奥方は、静岡の宝台院で徳川の奥方に相談した所『岡部宿にある誓願寺の本尊である阿弥陀さまにお願いすると良い』と教えてもらい、奥方は家老を連れ誓願寺に参り願をかけました。お参りを続けた満願の日、姫は自由に口がきけるようになったことから、殿様はいたく感激をして誓願寺へ田畑を、家老の脇田次郎左衛門正明は五智如来を寄贈しました。
現在、誓願寺はありませんが、石像は今の場所に移されました。
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ふじのくに
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五智如来像
所在地 | 静岡県藤枝市岡部町 |
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