2006年の12月26日、浜松市北区都田町の都田川護岸工事現場で、川底から約10本分もの埋もれ木が同時に出土しました。
埋もれ木とは、長期間にわたって土中に埋もれていたもので、化石になる前の状態の木のことをいいます。その地域の植生や地形など当時の環境を知る上での貴重な資料です。
出土した埋もれ木は、その後の調べで、約4,700年前と3,500年前(縄文時代の中期から後期)の樹木と判明しました。その一部が竜ケ岩洞入口の池にて一般に公開されています。
埋もれ木は粘土層に密封された状態にあったことから保存状態がよく、当時の木肌が良く保持されています。何千年もの時を経てきたとは思えぬ状態は、とても神秘的です。
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都田川の縄文時代の埋もれ木
所在地 | 竜ヶ岩洞 浜松市北区引佐町田畑193 |
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