奈良時代の天平13年(741年)、聖武天皇が国ごとに国分寺、国分尼寺(こくぶんにじ)を建立するよう命を出し、遠江(とおとうみ)では、今の県庁にあたる役所『国府(こくふ)』のあった磐田の地に建てられました。
昭和26年(1951年)の発掘調査により、七重の塔跡をはじめ金堂(こんどう)、講堂、回廊、中門(ちゅうもん)、南大門(なんだいもん)などの配置が、奈良の東大寺様式であることが確認され、翌年、国の特別史跡となっています。
現在、遠江国分寺跡は歴史公園として整備されており、復元された金堂などの基壇や、当時の塔で使われていた礎石を見ることができます。
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ふじのくに
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遠江国分寺跡
所在地 | 静岡県磐田市見付字境松 |
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問い合わせ先 | 磐田市教育委員会 文化財課 0538-32-9699 |
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