高札場(こうさつば)とは、幕府や藩の定めた法令や禁令が墨書きされた板札『高札』を掲げた場所です。民衆に内容を広く知らせるため、人々の注目をひきやすい場所に設置されました。日坂宿では、宿の西端にある相伝寺敷地内にあり、下木戸(しもきど)の高札場ともいわれていました。
高札の内容は、この地が幕府直轄地であったことから公儀御法度(こうぎごはっと)(幕府法)が中心。現在掲げられている8枚は、『東海道宿村大概帳』の記録に基づき、天保年間(1830から1843年)のものが復原されています。
高札場に設置されている案内板の引き出しには説明書が入っており、板札に書かれている掟を詳しく知ることができます。資料を見ながら、当時の様子に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
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日坂宿の高札場
所在地 | 静岡県掛川市日坂 |
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問い合わせ先 | 掛川市役所観光・シティプロモーション課 TEL 0537-21-1121 |
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