潮海寺(ちょうかいじ)祇園祭りは、平安時代から続く古式ゆかしい農神祭。三年に一度、三日間にわたって疫病退散と秋の豊かな実りを祈願し行われます。
祭礼では、長剣の赤鬼を先頭にホラ貝、太鼓、剣、神輿の行列の最後尾に屋台が続く『お神輿渡御』に始まり、『潮海寺祇園囃子』(市指定無形民俗文化財)もにぎやかに平安絵巻が繰り広げられます。
なかでも、屋台が潮海寺仁王門(市指定文化財)前にある約四十度の傾斜の石段を下り上りする光景は必見。約30段の石段を二輪屋台が行く様子は実に勇壮で、かたずを飲んで見守っていた見物客からは、拍手と歓声が起こり最高潮の盛り上がりを見せます。
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潮海寺祇園祭り
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